初めて買った化粧品は何ですか?


 

女の子にはいつか化粧品デビューをする時が来ます。
 
 
私は高校を卒業した時に。
 
 
初めて買った化粧品は、資生堂オプチューン(OPTUN)。
 
 
初めての化粧品コーナー、どきどきと胸は
高まる。
 
 
 
 
 
私が選んだのは、市街地にあるショッピングセンター内の化粧品コーナーでした☆
 
 
資生堂カネボウ、マックス・ファクター、コーセー、ソフィーナが入っていたんです♪どちらのメーカーも魅力的で、迷うこともまたワクワク。
 
 
その一角は、明るくて、華やかで。
 
 
夢をいっぱい抱えて、初めての化粧品カウンターに足を運ぶ女の子も多いのではないでしょうか。
 
 
私にもそんな頃がありました。
 
 
綺麗な年上の美容部員さん達。憧れでしたよ♪
 
 
 
私の対応をしてくれた美容部員さんは、とっても優しく肌の状態をカウンセリングし、化粧品を紹介してくれました。
 
 
手の甲に化粧水をパッティングし、乳液をつけ。
 
 
「肌が綺麗ですね。何か秘訣はあるんですか?」
そんな風に褒めてくれて、
18歳だった私は「お風呂が大好きなので・・・」と答える。謙遜しない(笑)
 
 
今思うと恥ずかしいナ・・
 
 
 
私は、ふきとりの化粧水、化粧水(うるおい補給)、乳液、朝の乳液を買い
 
紙袋をぶら下げワクワクと家に帰る。「美容部員さんに肌が綺麗だと言われた、肌が綺麗だと言われたー!!!ヒャッホー!!
化粧品デビューした純粋な18歳だった私。
 
 
 
 
後日、自宅のポストに美容部員さんからDM
が届く。
 
 
 
 
「その後、お肌の調子はいかがですか?hana様のお肌がとても綺麗なのはお風呂のおかげだと聞き、私は最近、シャワーの日が多かった事を反省しましたヨ(^-^)」
 
 
 
「わ~~~∞∞」DMに喜んだ18歳の私。
 
 
 
その後、私は同じ場所に
 
クレンジングと洗顔、ファンデーションを買いに行くのでした。
 
 
 
 
 
あの頃のこと、忘れてしまったこと沢山ある。
 
でも初めて化粧品を買った日の事を、良く覚えてる。
 
 
 
 
 
 
高校2年の頃、ある日の授業で国語の先生(男性)が言っていたんです。
 
 
 
 
 
「君たちはこれから大人になり、どんどんと今の日々の事を忘れていく。今は実感がないかも知れない。忘れるわけないと思ってると思う。でも多くを忘れていくんだよ。だから今覚えている思い出を今日作文にして下さい」
 
 
 
 
 
 
 
あの頃、私は子供だった。
 
 
 
 
 
 
ある日、国語の先生とのやりとり
(お名前をすでに忘れている・・・忘れるわけないと思っていたのに)
 
 
「先生、30代になって、楽しい事がありますか。
30歳になるのが私はこわいです。歳を取る事がこわい。シワができるかも知れない、ずっと若いまま綺麗なままでいたいです」
 
 
生意気な子だ(笑)でも真剣にそう思っていた・・・。
 
 
 
 
先生
「どうしてそんな事を言うの?10代は綺麗で30代からはそうじゃないと思っているの?
いつか30代になれば分かるよ。30代はまた今では味わえない楽しみと美しさが出てくるんだよ。まぁ、君次第だ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先生、私、30代になりました。
 
 
 
 
先生が教えてくれた事、実感しています。
 
 
 
 
初めて化粧品買った日の出来事、よほど私にとって印象深かったのでしょうね。
 
 
 
 
 
久々に、新しい化粧品が欲しくなりました。